2015年ハロー!プロジェクトを見ていて思ったこと
こぶしは推せる!に始まり、こぶしは推せる!に終わった一年だった。
こぶしファクトリーのための2015年でした。
2014年生タマゴshowで、ヤキモチをください!をソロで歌う浜浦彩乃が薄く発光する姿が目に焼き付いて離れなかった私にとって、結成発表は親戚の女の子が志望校に合格したようなもので、ただただよかったね!!!おばちゃん応援するからね!!!!って感じで。
あの煌めきが、もっと大きな会場で、たくさんの人に届くのだと思うだけで嬉しかった。
でもまぁこのアイドル飽和時代、ハロプロの看板があるといってもそうそう安易に売れるってわけにもいかないだろうし、
結局のところつんく♂が好きな(?)ハロヲタが、非つんくプロデュースグループに食いつくのか?研修生やNGPに手を出してないハロヲタにははまちゃん位しか顔が売れてないのでは?(実際あのトンチキネームが決まるまでは、はまちゃんズと通称されていた)…等々の不安要素はいくらでもありました。
そして衝撃の『念には念』。
「念を入れる」というテーマだけでこんなにパワフルな楽曲が生まれる奇跡を噛み締めたい。
そしてこのパワー系楽曲とがっぷり四つに組んで歌いこなすこぶしメンにも喝采。
ちなみに私の界隈では「忘れんなアンブレンラ」が爆発的に流行しました。そして多くの女ヲタが井上れいれいに堕ちた。
「愚直にアホなことをする俺たちのハロー!」の系譜を受け継ぐ、ホネのある新人の座は確たるものになっていました。
そしてその勢いのままにメジャーデビューが決まる。
『ドスコイ!ケンキョにダイタン』『ラーメン大好き小泉さんの唄』この2タイトルを引っさげてのメジャーデビュー。
つんく♂を失ってなお、UFが意識的に、いわゆる「ハロー!的」キテレツ路線を継続することを打ち出したのが明らかになりました。
コミックソングという面だけでなく、ドスコイ!のテーマは大好きで、「大切なのは勝ち負けじゃない 価値あるものを生み続けること」ってまさにハロー!プロジェクトが今まで続けてきたことそのものだし、つんくがハロメンに歌わせてきたことなんですよ(ex:その場の勝利よりも本当に凄くなろう)。
ハロプロはつんくに依存しているという脆弱性がずっと指摘されてきて、つんくの寿命=ハロの寿命だと言われてきた中で、予想外に早くつんくを失った今、UFの中の人達にこの姿勢を貫いていこうっていう意思があって、それをつんくPでない新人グループのデビュー曲に持ってくることって感動的です。
私は真夏の4泊5日のサークル合宿帰りに足を運んだリリイベ現場で、ついに本物の「アイドル」となった彼女らに相見え、その眩さに圧倒されたのをよく覚えています。
そんな彼女らの、そしてUFの意地がレコ大最優秀新人賞という形で実を結んだ!めでたい!!!最高!!!!好き!!!!!!!!!!!!!
ここまで書いて年を越してしまった。
ちなみに続きは
②アンジュルムとかいう火薬庫
③全員女児・モーニング娘。'15
④ポストうたちゃん時代をどう生きるか
て感じだった。
では良いお年を。