だしまきたまごがあまくてこまった

てぱとら委員会のブログです

オタクプレゼン大会のススメ⑤「なぜアシュラマンは正義超人になれなかったか-『キン肉マンII世』における父性の問題-」

オタクのプレゼン合戦第五弾。

開催概要はこちら

 

⑤「なぜアシュラマンは正義超人になれなかったか-『キン肉マンII世』における父性の問題-」

 

★発表者紹介★

お笑いとか洋画とか好きな人だと思っていたが、気づいたらキン肉マンの話しかしなくなってしまった。(Twitter:@hxmxbx)

 

タイトル提出の時点から異彩を放っていたプレゼン。

キン肉マン』を読んだことがある人もない人も、父権社会をどう生きるかについてアシュラマンと一緒に考えてみましょう。

 

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「まあタイトルの通りですね。なぜアシュラマンは…」

(一同爆笑)

「わからん!!!!!!」

「最初から分からん!!!!」「一旦笑わせて」

「『キン肉マン』読んでない?」

「読んでへん」

「えっあんま説明せーへんわ、ごめん」

「嘘やろ?!アシュラマン誰だよ」

「予習が必要なら言っといてよ!!!!!!」

「画像のキン肉マンっぽくない方がアシュラマン

「顔が三つある人か!」「阿修羅像」

「見たことあるわ、ツイッターの残像で」

「彼は悪魔超人として登場して、正義超人に変わったけど、結局悪魔に戻るキャラクターです。なぜ彼がそういうことになってしまったのかを『キン肉マン』の物語構造から考えてみよう、というプレゼンです。」

 

こんなこと言ってましたが、プレゼン後はみんなアシュラマンのことが大好きになりました。

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オタクプレゼン大会のススメ ④「オタクのための現代水族館案内ーー全国水族館めぐり中間報告」

無差別級オタクプレゼン選手権、第4弾です。

開催概要はこちら

 

 『オタクのための現代水族館案内ーー全国水族館めぐり中間報告』

 

☆発表者紹介☆

わたしです。ポケモンとかマンキンとかモーニング娘。が好きです。大人になれないだけか? 最近は童心を持て余して全国の水族館を巡っています。(Twitter:@penpenbros)

 

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「では、オタクのための現代水族館案内というタイトルで発表します。みなさんご存じの通り私は昔から水族館が好きで、ここ数年で全国ぼちぼち巡りはじめ、現在30館くらい回っています。」

※訪問館数30程度だと水族館おたく界隈ではピヨピヨのヒヨッコです

 

「そして私はもともと二次元やアイドルのオタクでもあるのですが、今回は水族館めぐりの中間報告も兼ねて、オタク的目線から水族館を超楽しむ方法についてお話したいと思います!」

 

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オタクプレゼン大会のススメ③「ブラジャーオタクが考える"イケてるブラジャー"の選び方」

オタクのオタクによるオタクのためのプレゼン大会ブログ第三弾です。

開催概要はこちら

 

③「ブラジャーオタクが考える"イケてるブラジャー"の選び方」

★発表者紹介★

二次元のことはあまりわからないけど音楽とか好き。一緒に旅行に行くとブラジャーのブランドや商品名を当ててくる。(twitter:@natsumechan2020)

  

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「では、ブラジャーオタクが考えるイケてるブラジャーの選び方プレゼンです。」

「サイコ~~~」

 

今回のプレゼン大会の中で、実用性の観点から熱い視線が注がれたのがこちら。

ブラジャーって色んな効果を謳う商品が並ぶ中で、なぜそんな効果があるのか、どんな付け心地なのか、よくわからないまま買ってしまいがちですよね?

そんな迷える子羊たちを、ブラジャーを愛してやまないオタクが導いてくれます。

 

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「ブラジャーを選ぶのって意外と難しいじゃないですか。合うと思って買ったのに痛いとか、なんだかんだこれ付けてないなぁってのが皆一つ二つあるはずです。」

「それらをどうやったら減らせるんだろうか、と考えてみたのが今回のプレゼンです。」

「素晴らしい」「素晴らしい」

「最高の発表」

(拍手)

発表の目標が明確で信じられる。ブラジャーへの誠実な愛。

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オタクプレゼン大会のススメ②「原作を写す"2.5次元"の変遷-エーステとテニミュの比較を用いての検討-」

昨年末に開催したオタク・プレゼン大会報告ブログの続編です。

その①はこちら

 

②「原作を写す"2.5次元"の変遷-エーステとテニミュの比較を用いての検討-」

★主観による発表者紹介★

二次元・宝塚・アイドルと幅広くオタクで腐女子。最近は二次元趣味+観劇好きの悪魔合体により2.5次元沼の人。最近は1週間でSnowManにハマってファンクラブに入会した。(twitter:@mashumaru425)

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日本2.5次元ミュージカル協会によると「2次元の漫画・アニメ・ゲームを原作とする舞台コンテンツの総称」が“2.5次元ミュージカルである、と定義されています。」

 

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「有名なものはこんな感じで、『ミュージカル 刀剣乱舞』がこの中だと一番メディア露出が多いように思います。

「『舞台ギャグマンガ日和』は有名じゃないやろ!」

「ですが、今回は私が特によく観ている『テニミュ』と『エーステ』について比較することで、各作品がどのように2次元のキャラクターを3次元へ表しているのか、またその相違点を踏まえた考察をお話したいと思います。」

 

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オタクプレゼン大会のススメ①『オタクはなぜHIGH&LOWが好きなのか〜入門編〜』

みなさんプレゼン大会してますか?

プレゼン大会は大切!

 

オタクの友達ってツイッター上で突然”何か”について熱弁を振るいはじめますよね。

今日も楽しそうだなあと思いつつ、何の話か良くわからないまま一年が終わってゆくことありませんか??

ある!!

 

逆に、予期せず”何か”にハマったときって、普段会えない友人にその全貌を説明する余裕もなくズブズブ浸かってしまうから、体系的な解説を聞いてもらえる機会を逃しがちじゃないですか??

わかる!!

 

そんなときにぴったりなのが年忘れプレゼン大会です。

おたくだって年末と言えば忘年会&近況報告。

 

一年が終わる前に絶対みんなに知って欲しい・聞いて欲しい知識や考察、強い思い込みを互いにぶつけ合い、学びを深めて、来たるべき新年に備えましょう。 

ということで、昨年末に開催された第1回年忘れプレゼン大会の記録を残します。

 

開催の経緯

そもそもの企画は、めでたかった2019年を祝ってオタクの友人同士で年越しのパーティーやろうよ!でした。

でもパーティーって何をすれば良いのかあまりわからんし、絶対絶対プレゼン大会がやりたいよ~って駄々をこねてみたら、「就活終わらん」「たった15分で語れる趣味はないよ」とか言いつつ結構ノリノリで賛同してくれました。

オタクはみんな話を聞いてもらいたがりです。

 

さて、開催二週間前のタイトル提出日に出揃ったラインナップがこちら。

 

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①「なぜオタクはHiGH & LOWが好きなのか〜入門編〜」
②「原作を写す"2.5次元"の変遷-エーステとテニミュの比較を用いての検討-」
③「ブラジャーオタクが考える"イケてるブラジャー"の選び方」
④「オタクのための現代水族館案内ーー全国水族館めぐり中間報告」
⑤「なぜアシュラマンは正義超人になれなかったか-『キン肉マンII世』における父性の問題-」
⑥「pixiv小説ランキングから見る腐女子トレンド動向調査」 

 

味わい深いタイトルが揃い踏み。ゆかいな年越しを完全に確信した。

参加を表明した人たちの守備範囲がバラバラなせいで、すでに異種オタク格闘技戦の趣があります(キン肉マンII世の存在感…)。

ちなみに参加者は広い意味で女性二次元オタク文脈にいる人が多いですが、二次元に全然造詣がない人もいます。

 

もう1人活動的なジャニオタも名乗りを上げてくれたんですが、活動的なジャニオタなので年末は東京ドームに向かわなければならなかった。

供養のために彼女のプレゼン案も載せておきます。聞きたかったね!

 

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そしてせっかくの天下一武道会なので、というか本来はパーティーを開催するつもりだったので、インターネットでオシャげなお部屋を借りて(Airbnb!)、2019年に大阪人待望のリニューアルをキメた大丸心斎橋店でおいしいお惣菜とケーキを調達。

レッツパーティー

 

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~ユニバース・フェスティバル~

 

もぐもぐごはんをかき込んで、お腹と心の準備が整ってきたところで、プレゼン大会スタートです。

 

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今更感のすごい『好きよ、純情反抗期』の感想

 

今更かよ、っていうのは百も承知なんですが最近『好きよ、純情反抗期』が好きだなぁと思うに至りました

 

https://youtu.be/5kPe_AEC3h8

 

この曲が出た当時はたぶん高校生くらいだったと思うんですけど、その時は全く興味がなかったです

恋愛もクソも、当時の私はそもそもそういうこと自体がタブーだと思っていた節があったし、周囲の風潮もそんな感じだったので、何回歌詞を読んでも「わからん」と思考停止してたんじゃないかな わからんけど

 

でもこの曲の主人公も恐らく(私の個人的な解釈だと思うけど)「恋愛=タブー」な環境にいるんじゃないかと

じゃないとそこらじゅうの人間がやりまくっている恋愛なんてものに反抗心を宿さないと思うんです  大人になったら急に手のひら返して恋愛推進されるしね  なんやねん

 

真夜中に抜け出してみたり、背伸びしてみたりと恋愛感情に左右されまくってる中高生は周りの大人からみたらさぞ心配の種だろう、と今の歳になってやっとわかるけど、これくらいの歳の時って大人が先回りしてしてくる心配とか助言とかが死ぬほど鬱陶しく感じられたりしますよね

個人差はあるだろうけど

自分も一生懸命に現状を鑑みて真剣に判断してるのに、自分の考えよりもさらに先を見据えて考えることが出来る周りの大人との違いを目の当たりにすると、どこかバカにでもされたような、なめられたような気にもなってついつい、「もう子どもじゃない!」とか「私の勝手でしょ!」とかテンプレ文句を言い返してしまう…うーん典型的な反抗期って感じ

 

大人からしたら「受験」というある意味人生を左右する問題を蔑ろにしてまで、特に結婚するわけでも一生添い遂げるわけでもない相手との「恋愛」に振り回されるなんて愚かにうつるけれど、この時この瞬間その子にとって恋愛は受験に匹敵する(むしろ勝る)問題なんだろうな、とこの曲を聴いてるといつも感じます

歌詞のあらゆるところに散りばめられている反抗心が、この主人公の必死さを表してるなぁと

 

 

歌詞の中で1番好きなフレーズが

「お母さんだって 夢中で誰か愛した事あるでしょう」

なんです

 

このフレーズの1番のポイントが

お母さんが夢中で愛したことがあるのが「お父さん」じゃないところだと思います

 

 

お母さんだって 夢中でお父さん愛した事あるでしょう

 

 

いや〜〜ダセェ

レジェンド級にダサい

 

 

そもそもお母さんが愛したことがある人がお父さんだけなんてほぼほぼあるわけないじゃないですか  何年生きてると思ってるねん 

すでにこの歌詞に"誰か"が書かれているから、「いやいや誰がお父さんって書くねん」と思うと思うけど、たぶんほとんどの人間に書かせたら書くって絶対

 

大抵の子どもからしたらお母さんが夢中で愛したことがあるのはお父さんだけであってほしいし、基本的に子どもはお母さんの「オンナ」の部分なんて見たくないと思いますし、お母さん側も見せたくないでしょう

でもお母さんって生まれながらにお母さんじゃなくて、何年も前から目の前の娘と同じプロセスを辿って巡り巡って今ちょうど お母さん っていう存在になってるだけなんですよね

そのことをちゃんと理解してるからこそ、「夢中で"誰か"愛したことあるでしょう」っていう歌詞が書けるんじゃないかと勝手ながら感じます

 

 

そして子ども側からお母さんに「(お父さん以外の)誰か愛したことあるでしょう」と言わせることで、先述したお母さん側が子どもに隠している「オンナ」の面を子ども側が暴いている構造にしたところもすごい

隠していた側面を子どもに「知ってるぞ」とでも言わんばかりに言われてしまったらどうやったってお母さん側は怯みますよね

子どもってなぜか相手が言ってほしくないことを直感的にわかっちゃうし言っちゃう

でもたぶん怯んだお母さんを見て、自分の売り言葉なのに「あぁやっぱりお父さんだけじゃないんだ」と言ったことを少し後悔しちゃったりするんじゃないかな……まぁこれは完全に私の妄想だけど

 

 

 

 

自分が歌詞の主人公と同年代の時になんとも思わなかった歌詞を時が経ってから「いいなぁ」と感じられるのは贅沢なことだなぁ

ハロオタやってると当たり前にありすぎて忘れちゃうけど

『低温火傷/つばきファクトリー』

久々すぎですね。

多分わたし以外の管理者はこのブログのパスワード忘れてるかなと思って私物化してるけどいいかな…(ごめんな)。

 

ハロプロの歌詞って口に出して読みたい、できたらリズムつけて口ずさみたいパンチラインがサイコーに多くて人生の友って感じなので

今日は最近うわーと思ってるワンフレーズについて書くよ。

 

つばきファクトリーの『低温火傷』からだよ!

 


つばきファクトリー『低温火傷』(Camellia Factory [Low-Temperature Burn])(Promotion Edit)

 

 

「男の子って身軽なのね 君がすこし憎いよ」

 

いや、男の子ってマジ身軽ですよね(100わかる)。

わたしの周りでも友達や先輩はバンバン世界一周に行っちゃうし、ノリだけでヒッチハイクなんかもやっちゃう。酔いつぶれたら河原で一人夜を明かし〜みたいな。

楽しそうだなーとはおもうのに、わたしはどれもやったことがない。

 

例えば彼氏と話してて、「気持ちいいし深夜に散歩行ってみなよ〜」とかなにげなく言われると、ふっと距離感を感じるんですよ。

 

陽が落ちた後は、駅からの帰り道ですら何度も振り返りながら歩くのがわたしの日常です。こわいもん。

実際、一人暮らしの女友達が家を突き止められて、強盗やストーカー被害にあった話は1度や2度でないし。

ひきょうな加害を受けやすい属性であることを常に常に意識して生きている。

自意識過剰と言われたとしても、いざ何かあったら誰も守ってくれないから。

仕方ないけど!

 

そりゃ女の人でもアクティブに生きている人はいるし、それはかっこいいなと思う。

でもそういう人も何も考えずに飛び込んでいるわけではなく、やっぱりリスクは頭にちらつくだろう。

 

だから、“大学生らしい”無邪気な無茶をしている周りの男の子を見ていると、

元気だしアホだなあと思うと同時に、死ぬほど冷たい気持ちも湧いてきます。

 

わたしはヒッチハイクも世界一周も別にしたくないからしてないつもりだけど、その「したくない」要因は、そもそも男に生まれてたら考えずにすんでたのかな。

眠れない夜に一人でぼーっと深夜徘徊できたのかしらって。

彼氏と同じ体験を共有できたかなって。

 

 

恨み言を言っても仕方ないので、話を本題に戻そう。

 

低温火傷』は片思いの心境を歌った曲ですが、

片思いってやるせないですよね。てか両思いでもやるせないか。

つまり、他人を好きになるってやるせないですよね。

 

けっきょく他人って自分と違う人だから、

自分と違うところを好きになったはずなのに、

その自分と違うところに苛立ってしまう…

 

好きだから自分の思い通りに行動して欲しいけど、

でももちろん自分の思う通りにはコントロールできなくて、

そうなると可愛さ余って憎さ100倍てきな気持ちになっちゃうことがある。

 

この曲の主人公の片思い相手の男の子は、「来週スノーボード行くらしい」んだけど、

多分主人公はそれを知って微妙な気持ちなんですよね。

自分が放って置かれるのが嫌なのか、その日にデートできたらいいなと妄想してたのか、他の女の子が同行するのが癪なのかはわかんないけど、えっマジか…へえ…って思ってる。

 

別に男の子はスノボに行こうが深夜に散歩しようが、自由ですよ。

彼らはもちろん自由になんでもしていいんだ。申し訳なさや罪悪感も持つ必要はない。

 

でも、例えばわたしがそうしてほしくないときに好きな男の子がそうしていると

自分を苛つかせているのは、彼が異性だからこそ持っている「身軽さ」なんじゃないかとひがみっぽく感じてしまうことはある。

 

そんな時、大好きなはずなのに、それと同時に、身軽なあなたが「すこし憎いよ」とすら思ってしまう。

 

単に他人の行動に勝手に期待して当てが外れているだけなのに、

自分が持っていない「身軽さ」への恨めしさをぶつけてしまう。

 

一言で言えばどうしようもない最悪の八つ当たりなんですけど、そういうあるある〜な気持ちをすくい上げた児玉雨子氏やるやんけ!って感じだし、おしゃまなつばきファクトリーにはぴったりの曲だな、とおもいます。

 

ところで、自分の中で一度湧いてしまったこういう不条理な気持ちとどう戦ったらいいんですかね。教えて雨子先生。

それすらも受け入れながら、自分と相手を愛するしかないのだろうか。

 

ではまた思いついたら書きます。

 

低温火傷

低温火傷